2014年4月29日火曜日

C++14の関数戻り値型推論をC++11で模擬【可変長引数マクロ】

C++14で導入予定の関数戻り値型推論

参考:http://faithandbrave.hateblo.jp/entry/20130501/1367396895

C++11でも楽したい

Webを眺めていると、C++14がすでに標準の世界であるかのようにも見えてしまう。 しかし現在の標準はやはりC++11だし、多くの人はまだC++03を書いている。気がする。

C++03に比べれば、C++11では快適にコーディングできる。断然楽だ。C++14は、もっと楽そうだ。

戻り値型の指定

C++で普段からinlineな関数ばかり書いていると、戻り値型の型指定がとてもしんどい。 typedef構文なしでは生きていけないC++03は、もはや使うことも難しい(個人の感想です)。

C++14ではラムダ式のように、一般関数にも戻り値型推論の機能が備わるとのことで待ち遠しい。 茶を飲みながら待つにはまだ少々長い時間がかかりそうなので、C++11の枠内でなんとかならないか考えてみた。